IK Multimediaがこれまでにないギターアンプシミュレートソフトとして発表した『Tone X』。概要は先日のDTM Evangelist.comのニュースでもお伝えしました。
Tone Xは実際のアンプやエフェクターの特性をAIによってキャプチャー&モデリングする機能が最も注目されていますが、その機能から派生するリアルなアンプやエフェクトのシミュレートも期待できます。これは2022年 秋に予定されている発売が楽しみでしょうがありませんね。
↓こちらの動画の中でリアルアンプとAIキャプチャーの聴き比べができます。
予約特典イントロ価格
さて、そのTone Xの予約が始まり、予約特典イントロ価格が発表されました。
TONEX SE
200種のTone Modelを備えた20種のアンプ、10種のペダルを収録
¥21,440(税込)→¥14,290(税込)
TONEX
400種のTone Modelを備えた40種のアンプ、20種のペダルを収録
¥35,740(税込)→¥21,440(税込)
TONEX MAX
1,000種のTone Modelを備えた100種のアンプ、50種のペダルを収録
¥57,190(税込)→¥35,740(税込)
TONEX MAX for AmpliTube 5 Max Users:¥28,590(税込)
* AmpliTube 5 Max登録アカウントにてTONEX MAX購入のチェックアウト時、€50割引が適用されTotalが€199.99となっているかご確認ください。
Tone X
TONEX for Mac/PCは、AI Machine Modeling技術により、アンプ、キャビネット、コンボ、エフェクター・ペダル(ファズ、ディストーション、オーバードライブ、EQ、ブースターなど)のTone Modelをキャプチャーし、DAWのプラグインとして利用可能にするソフトウェアです。
スタンドアローンおよびAU/AAX/VSTプラグインとして動作します。また、TONEXのTone Modelを使ったアンプ、ペダルは、人気のギター/ベース・エフェクト・アンプ・モデリング・ソフトウェアAmpliTubeギア・モデルとしても使えるようになります。
AI Machine ModelingのTone Modelをキャプチャして生成するMachine Modelerと、Tone Modelを検索、ブラウズ、再生、サウンドのカスタマイズができるPlayerの、2つのセクションから構成されています。
Playerのサウンド編集セクションには、フルEQ、ノイズゲート、プリ/ポスト・コンプレッサー、デプス、プレゼンス・コントロールに加え、高品質なリバーブ、VIR™(キャビネットごとに複数のIRを持つIKのVolumetric Impulse Responseテクノロジー)が搭載されています。AI Machine Modelingにより、Tone Modelとして取り込まれたアンプとキャビネットを分離することもできるため、ユーザーは独自のIRを試したり、IKのVIR™テクノロジーを使ったバーチャル・キャビネットやIRにアクセスし、トーンを完成させることができます。これらのカスタマイズはすべてTone Modelのプリセットに保存することができます。
Tone Modelは、最新のコンピュータ、オーディオ・インターフェイス、リアンプ・ボックスがあれば、自分でキャプチャー可能です。IK MultimediaのAXE I/OなどAMP OUTの装備されたオーディオ・インターフェイスをお使いなら、別途リアンプ・ボックスを用意する必要はありません。キャビネットで再生された信号をマイクから入力する場合は、マイク入力対応のオーディオ・インターフェイスがあれば十分です。
マイクを使わずに、パワーアンプの信号を直接キャプチャーしたい方のために、IK Multimediaではオール・イン・ワンのトーン・モデリング・システム、TONEX Captureを用意しました。TONEX Captureをオーディオ・インターフェイスとアンプの間に接続すれば、TONEXソフトウェアMachine Modelerセクションが再生するTone Modelキャプチャ用のライン信号を、アンプに接続可能なTO AMP信号に変換し、パワーアンプのキャビネット・アウトから出力された信号をアッテネートしてバランスXLR信号に変換することで、アンプのリアルなトーンをそのままキャプチャー可能になります。
発売は今秋ということで、いよいよ近日です。ラインナップには無料版もあるので、まずはそれを使ってみたいですね。
IK Multimedia Tone Xが予約イントロ価格を発表!AIを利用したギターアンプシミュレートソフトウェア!
https://www.ikmultimedia.com/news/?item_id=13182