IK Multimedia がTone Xを発表!AIを利用したアンプキャプチャー/モデリングでリアリティはさらに高みへ!

ギター/ベースアンプモデリングのメジャー3大ソフトウェアAmplitubeでしられるIK Multimediaがこれまでに無いアンプモデリングソフト Tone X を発表しました。

Tone Xはスタンドアロン、そしてDAWの中でプラグインとして使えるアンプモデリングソフトウェアですが最大の特徴は、実際のアンプやエフェクターの特性をAIによってキャプチャー&モデリングできることです。

これまでライバル各社が高度なモデリング技術と人の耳によるチューニングでアンプサウンドをリアルに再現してきましたが、AIによるキャプチャー&モデリングはどれほどのリアリティを私たちに提供してくれるのでしょうか。

「AIによりキャプチャしたサウンドのキャビネットとアンプのIRを分離することも可能」という神技も使えるということで、非常に楽しみです。

さてさてその実力は…

↓こちらの動画の中でリアルアンプとAIキャプチャーの聴き比べができます。

これは期待できそうですね!

アンプのキャプチャーと聞くと「高品位なアンプは持っていない」「マイキングが難しいので避けたい」という声もあります。しかし、これはすなわちTone Xで高品位にキャプチャーされたプリセットが使えるということなので、安心してください。

発売日について
Tone Xはこの記事を作成現在は予約受付中です。発売時期は明記されていませんが、今予約購入しておくと発売と同時にシリアル番号がメールで送られてくることになっています。

無料版もあります!製品ラインナップ

  • Tone X MAX for Amplitube 5 MAX users
    Amplitube 5 MAX 有償で購入し、登録しているユーザー向け TONEX MAX:1,000種のTone Modelを備えた100種のアンプ、50種のペダルを収録
    ¥28,590(税込)
    https://beatcloud.jp/product/1874
  • Tone X MAX
    1,000種のTone Modelを備えた100種のアンプ、50種のペダルを収録
    ¥35,740(税込)
    https://beatcloud.jp/product/1873
  • Tone X SE
    200種のTone Modelを備えた20種のアンプ、10種のペダルを収録
    ¥14,290(税込)
    https://beatcloud.jp/product/1872
  • TONEX CS
    20種のTone Modelを備えた10種のアンプ、5種のペダルを収録
    無料!

Tone X

TONEX for Mac/PCは、AI Machine Modeling技術により、アンプ、キャビネット、コンボ、エフェクター・ペダル(ファズ、ディストーション、オーバードライブ、EQ、ブースターなど)のTone Modelをキャプチャーし、DAWのプラグインとして利用可能にするソフトウェアです。

スタンドアローンおよびAU/AAX/VSTプラグインとして動作します。また、TONEXのTone Modelを使ったアンプ、ペダルは、人気のギター/ベース・エフェクト・アンプ・モデリング・ソフトウェアAmpliTubeギア・モデルとしても使えるようになります。

AI Machine ModelingのTone Modelをキャプチャして生成するMachine Modelerと、Tone Modelを検索、ブラウズ、再生、サウンドのカスタマイズができるPlayerの、2つのセクションから構成されています。

Playerのサウンド編集セクションには、フルEQ、ノイズゲート、プリ/ポスト・コンプレッサー、デプス、プレゼンス・コントロールに加え、高品質なリバーブ、VIR™(キャビネットごとに複数のIRを持つIKのVolumetric Impulse Responseテクノロジー)が搭載されています。AI Machine Modelingにより、Tone Modelとして取り込まれたアンプとキャビネットを分離することもできるため、ユーザーは独自のIRを試したり、IKのVIR™テクノロジーを使ったバーチャル・キャビネットやIRにアクセスし、トーンを完成させることができます。これらのカスタマイズはすべてTone Modelのプリセットに保存することができます。

Tone Modelは、最新のコンピュータ、オーディオ・インターフェイス、リアンプ・ボックスがあれば、自分でキャプチャー可能です。IK MultimediaのAXE I/OなどAMP OUTの装備されたオーディオ・インターフェイスをお使いなら、別途リアンプ・ボックスを用意する必要はありません。キャビネットで再生された信号をマイクから入力する場合は、マイク入力対応のオーディオ・インターフェイスがあれば十分です。

マイクを使わずに、パワーアンプの信号を直接キャプチャーしたい方のために、IK Multimediaではオール・イン・ワンのトーン・モデリング・システム、TONEX Captureを用意しました。TONEX Captureをオーディオ・インターフェイスとアンプの間に接続すれば、TONEXソフトウェアMachine Modelerセクションが再生するTone Modelキャプチャ用のライン信号を、アンプに接続可能なTO AMP信号に変換し、パワーアンプのキャビネット・アウトから出力された信号をアッテネートしてバランスXLR信号に変換することで、アンプのリアルなトーンをそのままキャプチャー可能になります。


良い意味でAiを使っているからといってユーザーが身構えることはなく、これまでのAmplitubeにキャプチャー機能が付いただけという感覚で使えるものだと思います。プリセットを元にアンプのノブだけで素早くサウンドを作っていくこともできるし、アンプのキャプチャー機能を使って、組み合わせて、理想のギターアンプをDAWの中に構築することも可能です。無料版もあることですし、発売/公開日が待ち遠しいです!

IK Multimedia がTone Xを発表!AIを利用したアンプキャプチャー/モデリングでリアリティはさらに高みへ!
https://www.ikmultimedia.com/products/tonex/

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