開発が終了になったことでNovationのソフトシンセ2製品「V-Station」「B-Station」が無料になりました。
いまだシンセベースで使うこともあるシンセですが、開発終了でも使えるうちは使っていきたいと思える製品です。
V-Station
2002年にリリースされたNovationのバーチャルアナログシンセ K-Stationのソフトウェア版。
- K-Stationのサウンドエンジンをベースにしたリキッドアナログサウンド。
- 強力な3オシレーターサウンドエンジン、ノイズとFM機能。
- 同期ロック機能付きアルペジエーター。
- Reverb、Chorus、Phaser、Delay、Panning & Distortion、EQ Filterなどの高品質なエフェクトを同時に使用可能。
- 400のユーザー・プログラム、200のファクトリー・プリセット
- 8音ポリフォニー(各インスタンスごと)
V-Station
https://downloads.novationmusic.com/novation/novation-software/v-station
B-Station
1993年にリリースされたNovationのモノフォニックデジタルオシレーターシンセ Bass Stationのソフトウェア版。
- オリジナル楽器の古典的なノコギリ波と矩形波形の正確な音色特性を保持するために慎重にモデリングされた2つのオシレータ。
- 12/24 dB ローパス・フィルター。
- 直感的なADSRエンベロープ。
- パルス幅変調やフィルターカットオフで音の倍音成分を直接コントロールできる低周波オシレーション。
- 最も複雑で表現力豊かな音色のためのオシレーター・シンク。
- 強化されたクラシック・パネルによる微調整のしやすさ。
- オリジナルのフロントパネルが3Dモデル化され、使い勝手の良いコントロールが追加されました。フィルター・エンベロープにはADSRコントロールが、OSC1とOSC2にはピッチ・モジュレーションとPWMコントロールのためのセクションがそれぞれ用意されています。
- すべてのコントロールはMIDIコントローラー・ナンバーを受信し、演奏中の微調整を記録・再生することができます。
- モノフォニック。
- Novationの工場から丁寧に作られた100の "Stunning "サウンド。
- Bass Station プラグインには、クラシックなオリジナルサウンドに加え、すぐに使える100のサウンドが同梱されています。リードからファンキーなベースまで幅広いサウンドをカバーします。
- オリジナルのBass Stationsで作成したサウンドをプラグインにアップロードすることもできますし、その逆も可能です。
- 画面上のダイナミックなベロシティ・レスポンシブ・キーボード。(マウスの位置でベロシティが変化します。)
B-Station
https://downloads.novationmusic.com/novation/novation-software/b-station
動作要件
AU、VST、VST3、RTAS対応
macOS(M1非対応。Catalina以降 非対応)※弊社にてBig Surまで動作確認
Windows 10
日本語マニュアル付属
開発が終了したということで、最新のOSについていけなくなっている製品ですが、もし使える環境であればさっと利用してオーディオに書き出してしまえば大丈夫でしょう。とにかく動作が軽いのも今の製品にはない魅力です。