2003年の無償配布から始まりいまだにバージョンを更新中。フリーシンセの代表格で圧倒的に多いユーザーに支えられているソフトシンセがSynth1です。
Synth1はClavia NORD LEAD2をモデルに作られた減算方式のソフトシンセで、当時は今ほど無料音源も多くなかったため発表されてすぐにネット上で話題となりシェアを広げました。最初はWindowsのみの対応。今はMacにも対応(*1)し、ソフトウェアの更新も続いています。
(※1)この記事を作成現在、Mac M1にはネイティブ対応していません。
Synth1 基本機能
- 2オシレータ+1サブオシレータ、FM変調、リング変調、シンクロ、モジュレーションエンベロープ
- 4タイプのフィルタ、ディストーション
- 2LFO(ホスト同期可能)
- アルペジエ-タ搭載(ホスト同期)
- テンポディレイ(ホスト同期)、ステレオコーラス/フランジャ搭載
- レガートモード、ポルタメント
- 32音ポリフォニック
- プリセット128音色つき。
- 動作軽量化の徹底。SSE利用等。
- オートメーション対応
動作環境
Windows
対応CPU SSE2に対応しているx86/x64 CPU。※余程古いCPUでなければ大丈夫です。
対応OS Windows XP, Vista, 7, 8, 10
プラグイン形式 VSTi2.4 32/64bit
対応DAW VSTiプラグインに対応のDAW。※たいていのDAWで動作すると思います。
Mac
対応CPU Intel Macで動作確認済み。M1 Macでは未確認(動くといいなあ)。
対応OS Mac OSX10.8以降
プラグイン形式 AU (ver2) 64bit
対応DAW AUプラグインに対応のDAW。Garage Band、REAPER等。
使い方、デモサウンドなど
Synth1は個人で作成されたフリーソフトです。したがって詳細なマニュアルやTipsなどは公式ではありません。
2003年からネット上にユーザーが動画を作りそれを共有しています。
Synth1の使い方など ニコニコ動画
Synth1を使ってみよう ニコニコ動画
この他にもたくさんのTipsがニコニコ動画やYoutubeなどに公開されています。Synth1公式WEBサイトにもリンク集があるのでぜひチェックしてみてください。
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