Avid Pro Tools 2022.9 そして 無償版のPro Tools Introが登場!

DAWの歴史の深さ、そして世界的なシェアから言ってもKing of DAWと呼ぶにふさわしいAvid Pro Toolsの最新版Pro Tools 2022.9が公開されました。あのMelodyneが編集ウィンドウへ統合を果たすなど数々の新機能が既に話題となっていますが、それと同時に無償版のPro Tools Introも登場しています。

Pro Tools 2022.9 ラインナップ

Pro Tools Intro Pro Tools Artist ProTools Studio Pro Tools Flex
あらゆる音楽制作に欠かせないオーディオおよびMIDIツール 音楽のレコーディングと MIDI 作成の必需品 全部そろったプロの音楽制作のためのツールセット 上級者用オーディオ・ポストとハイエンド音楽のスイート
無償 月額$9.99 USD/月から 月額$31.99 USD/月から 月額$99.99 USD/月から

Pro Tools 2022.9 の新機能

Pro Tools Intro

Pro Tools Introは、DAW による音楽制作が初めての方に最適な Pro Tools の新しい無償バージョンで、音楽制作に必要なすべてのオーディオおよび MIDI ツールを備え、36のコア・エフェクトとインストゥルメント・プラグインが含まれています。Pro Tools Intro は、ライセンスを更新しないサブスクリプション・カスタマーのデフォルト・ロールバックにもなっています。

Pro Tools Intro の機能
Pro Tools Intro には、あらゆる音楽制作に欠かせないオーディオおよびMIDIツールが含まれています。

  • オーディオ・トラック(ステレオ/モノ)× 8
  • インストゥルメント・トラック × 8
  • MIDIトラック × 8
  • Auxトラック(ルーティング・フォルダと共有)× 4
  • マスター・トラック × 1
  • ルーティング・フォルダ(Auxトラックと共有)× 4
  • ベーシック・フォルダ × 2000
  • 同時入出力 × 4
  • 32ビット浮動小数点処理
  • 最大サンプルレート192kHzでの録音および再生
  • ボイス × 1024
  • 同梱するCore Avidプラグイン × 35
  • Xpand!2バーチャル・インストゥルメント(2500以上のプリセット)
  • Avid Loopmastersサンプル・パック
  • EUCONコントロール・プロトコルをサポート
  • Clip FX(再生のみ)
  • Core Audio、ASIO、またはWASAPI互換インターフェースに対応v

一部の機能、ワークフロー、プラグインは、引き続き有償ライセンスでのみ利用可能です。

詳細は Avis社のPro Tools Intro ブログ をご覧ください。

ARA 2 Melodyne のサポート

世界的に使用されているピッチ/タイム・ツールセットが Pro Tools 編集ウィンドウに統合されます。

詳細は ARA Melodyne ブログ をご覧ください。

Aux I/O

Aux I/Oにより、Pro Tools ソフトウェアと他のオーディオ・アプリ(Zoom、Apple Music、Dolby Atmos® Production Suite など)、および主要なプレイバック・エンジン以外の追加オーディオ・ハードウェア間でオーディオをストリーミングできます(macOSのみ)。

SoundFlow Cloud Avid Edition

SoundFlow Cloud Avid Editionは、すべての Pro Tools Studio 年間サブスクリプションと、有効なサポート・プランを持つすべての Pro Tools Studio 永続版ライセンスにも含まれるようになりました(SoundFlowは、以前は Pro Tools Flex 年間サブスクリプションと、有効なサポート・プランを持つ Pro Tools Ultimate 永続版ライセンスにのみ含まれていました)。

タイムコード・オーバーレイ X/Y 設定

ビデオ・ウィンドウのタイムコード・オーバーレイの位置を微調整。

Pro Tools 2022.6 では、ビデオにタイムコード・オーバーレイ機能が搭載されました。これは、6つのプリセットを使用して、画像の境界線辺りにオーバーレイをすばやく配置するものです。しかし、6つのサイズではすべてに対応できないため、2022.9 では、X/Yスライダーでオーバーレイを微調整できる機能を追加しました。これにより、ディスプレイのマスキングを考慮する必要がある場合や、オーバーレイが思い通りに配置されない場合、任意の位置に自由に移動させることができます。

マーカー・カウント

999から32,000に増加。

32,000のマーカー数には理由があります。そして、999では物足りないという人がいることは知っています。32,000は、特別なコーディングをせずに実現でき、かつ最も無限に近い数字でした。マーカーに関するちょっとした工夫が、今後の発展の伏線になればと思います。

クオンタイズ・ツールバー・コントロール


Pro Tools の以前のバージョンでは、すべてのクオンタイズ機能は、イベント操作ウィンドウからアクセスできました。バージョン2022.6 では、クオンタイズ操作をトリガーするデフォルトのショートカット(Macでは Command + Option + 0、Windowsでは Ctrl + Alt + 0 )を追加しましたが、設定を確認、調整するには、イベント操作ウィンドウを開く必要がありました。新しいクオンタイズ・コントロールは、最も重要なクオンタイズ設定を編集ウィンドウと MIDI エディタ(ドック式とウィンドウの両方)のツールバー内に配置し、常に表示されるので(もちろん、必要に応じて隠すこともできます)、より迅速かつ容易に MIDI パフォーマンスを録音して編集できるようになります。

そのほか

そのほかの情報や詳細はPro Tools 2022.9 What's New 日本語ガイドをご覧ください。


Pro Tools Introのおかげで気軽にPro Toolsを試すことが可能になりました。商用スタジオでの編集やミックスにPro Toolsは不可欠ですので、自身のレベルアップのためにここから始めておくと将来役立つと思います。この機会にぜひ。

Avid Pro Tools 2022.9 そして 無償版のPro Tools Introが登場!
https://www.avid.com/ja/resource-center/whats-new-in-pro-tools-20229

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