1990年代にMoog MusicからリリースされたペダルエフェクターのMoogerfoogerシリーズ7機種がプラグイン化。それらがワンパッケージになったMoog Music『Moogerfooger エフェクトプラグイン』が発売されました。
この『Moogerfooger エフェクトプラグイン』を皮切りに、Moog Musicはこれからも精力的にプラグインをリリース予定だとか。伝説のアレがMoog公式プラグインとして現れる日も遠い夢ではないようです。
さてこのMoogerfoogerシリーズ、Moog独自のアナログ設計により力強くクセがしっかりと効いた強烈なエフェクターとしてキーボーディストや電子音楽家から人気を博しました。いまや生産中止となってしまったMoogerfoogerはその音質の良さから中古価格が高騰。当時の販売価格の3~4倍もの高値で取引されています。
そんな世界中のミュージシャンを虜にするMoogerfooger 7機種が一つになった『Moogerfooger エフェクトプラグイン』が販売記念でイントロセール中です!
Moog Music 『Moogerfooger エフェクトプラグイン』
2023年1月23日まで期間限定
¥38,400(税込)→¥22,800(税込)
『Moogerfooger エフェクトプラグイン
90年代後半から00年代にかけてBob Moogと彼のエンジニアリング・チームによってデザインされたMoogerfoogerエフェクターは、オリジナルのMoog・モジュラー・シンセサイザーの直系で、ギターや声、シンセサイザーまで、あらゆるオーディオソースを処理、変調、再生できるように設計されています。
例えばMF-104の豊かで温かみのあるアナログ・ディレイ回路、MF-103の渦巻くフェイザー・エフェクト、MF-101の伝説的なレゾナンス・ladder・ローパス・フィルターなど、Moogerfoogersはそのサウンドを評価され、世界中のスタジオや演奏家に採用されました。
本製品に含まれる7つのエフェクトは、オリジナルのアナログ回路が持つ豊かで特徴的な音色に敬意を払い、細心の注意を払ってリニューアルされています。
ステレオ機能と拡張機能を備えたこれらのプラグインは、Moogerfoogerのクラシックな機能を現代のクリエーター向けにアップデートしたものです。
すべてのパラメータを自動化し、プリセットを保存・管理できるMoogerfoogerエフェクトプラグインは、あなたのオーディオトラックを再構成します。
同梱7製品一覧
MF-101 Lowpass Filter
Moogを象徴するladderローパスフィルター
MF-101は1998年にリリースされたオリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、2つのモジュラー機能を完璧に装備しました。Moogを象徴するオールアナログ4ポール仕様のローパスフィルターは、エンベロープ・フォロワーとの組み合わせで、ダイナミックな動きをフィルターサウンドに与えます。
すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御できるため、プレイヤーはエクスプレッションペダルやその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-101は単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。
MF-101Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。MF-101Sは、オリジナルの温かく鮮やかなサウンドだけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。
MF-102 Ring Modulator
サウンドにレトロと近未来感覚を
MF-102 Ring Modulatorは1998年にリリースされ、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、3つのモジュラー機能を完璧に装備しました。
リングモジュレーター、電圧制御キャリア・オシレーター、電圧制御のデュアル波形低周波オシレーターによって、サウンドにレトロと近未来感覚をもたらします。すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御よって、プレイヤーはエクスプレッションペダルやその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-102は単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。
MF-102Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。MF-102Sは、オリジナルのスペイシーなレトロ・フューチャーサウンドだけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。
MF-103 12-Stage Phaser
渦巻くフェイザー・エフェクト
MF-103 12 Stage Phaserは1999年にリリースされ、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、2つのモジュラー機能を完璧に装備しました。
6段/12段の電圧制御フェイザーと広範囲の電圧制御低周波オシレーター(LFO)によって、サウンドにレトロと近未来感覚をもたらします。
すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御よって、プレイヤーはエクスプレッションペダルやMIDI - CVコンバーター、あるいはその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-103を単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。
MF-103Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。
MF-104 Analog Delay
豊かで温かみのあるアナログ・ディレイ
オリジナルハードウェアのMF-104 Analog Delayは、Moogerfoogerエフェクトのクラシックラインとして2000年にリリースされました。
この豪勢なオールアナログディレイは、40ミリから800ミリ秒のディレイタイムを提供するデュアルレンジのBBD (Bucket Brigade Device) 素子が組み込まれています。後期バージョンではテンポ同期と、マルチ波形LFOを介した広範なタイムモジュレーションオプションが提供されました。すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御できるため、プレイヤーはエクスプレッションペダルやその他のCVソースを使用してエフェクト設定を操作しながら「演奏」することができ、MF-104を単純なエフェクトではなく、演奏楽器の一部でもあることを示します。
MF-104Sは、この設計を保持し、すべてのパラメーターは演奏、操作、オートメーション、モジュレートする事が可能で、活発で真の音楽パフォーマンスを生み出します。MF-104Sは、オリジナルの温かく有機的な質感とオリジナルアナログ回路の特徴を捉え、それに21世紀の柔軟さと使いやすさを加えました。
MF-105 MuRF
入力音を鮮やかにアニメーションさせる
MF-105 MuRF (Multiple Resonant Filter Array)は2004年にBog Moogによって設計された、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザーと業務用ラックエフェクト直系の子孫です。
このデバイスは、低音または中音域の周波数8バンドのレゾナントフィルターと8つのフィルターレベルをエンベロープシーケンスでモジュレーションするプリプログラミング可能のANIMATIONモジュールの2つの機能で構成されています。パフォーマンスパラメーターのいくつかは電圧制御可能で、フロントパネルのロータリーコントロールとスイッチはMIDIを使用して制御できます。そしてアニメーションモジュールのパターンはMIDIクロックに同期することができ、MIDI入力により、ユーザーは内部パターンをカスタマイズできます。
オリジナルハードウェアでMIDI制御可能なすべての機能はMF-105Sでも可能で、DAWパラメーター、クロック動機、オートメーションと内蔵のパターンエディターを通じて、扱うことが可能です。MF-105Sは、オリジナル固有の特徴を捉えたサウンドの提供だけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。
MF-107 Freqbox
VCOサウンドボックス
MF-107 Freqboxは2007年にリリースされ、オリジナルのMoogモジュラーシンセサイザーの直系の子孫です。これには、可変波形を備えた電圧制御発振器(VCO)、オーディオ入力によってハード同期および周波数モジュレーションが可能、および入力信号のダイナミクスがVCOの周波数をモジューションすることを可能にするエンベロー・プフォロワーなど、いくつかの完全なモジュラーシンセ機能が含まれています。
さらに、VCOの振幅は入力信号のダイナミクスによって制御され、VCOはオーディオ入力と混ぜることができます。
すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御可能であり、制御電圧出力は、MF-107が他のMoagerfoogersまたはMinimoog VoyagerやLittle Phattyシンセサイザーのような電圧制御対応デバイスで使用できることを意味します。
MF-108 Cluster Flux
コーラス、フランジング、ビブラートを自由自在に
オリジナルハードウェアのMF-108M Cluster Fluxは2011年にリリースされ、オリジナルMoogモジュラーシンセサイザー直系の子孫で、いくつかのモジュラーシンセ機能を完璧に装備しました。
非常に短いディレイタイムのために設計されたデュアルレンジのBBD (Bucket Brigade Device) のディレイライン、コーラス、フランジャー、あるいはビブラート効果を生み出すためのディレイラインにモジュレーションを与えるマルチ波形LFOを搭載しました。
すべてのパフォーマンスパラメーターは電圧制御、あるいはMIDIを介した制御が可能で、制御電圧出力の装備は、MF-108Mが他のMoogerfoogersまたは電圧制御(CV対応)デバイスで使用できることを意味します。
MF-108Sは、オリジナルの淡い渦巻きサウンドから強烈なフランジャー効果だけでなく、パラメーターが相互作用した音楽演奏体験を生み出す有機的な方法でもあります。
Moogerfoogerは発売当時憧れていたものの手にすることがありませんでした。それが7種類全部がセールで手に入るだなんて良い時代になったものです。特にローパスフィルター、ディレイとフェイザーのホットなサウンドは他のプラグインには無い質感なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
【2023/1/23迄】Moog Music公式プラグイン『Moogerfooger エフェクトプラグイン』が新発売!レアなアナログエフェクターがプラグインに!イントロセールも開催中!
https://www.minet.jp/contents/promotion/moogerfoogers/